すなざりあ。

砂葛篭・おざなりあ統合版

S.T.A.L.K.E.R.(5):クリア+Red Forrestの話

実は2日、日曜の18:04にクリアしていたのが、記事の都合上時間が前後しているかもしれない。
Red forrest入りしたのが1日、土曜。
Pripyatに到着してからは一気にやってしまった。

感想は後で書くとして、x10の話。
red forrestからx10は激戦だと聞いていたので、GP 37とx16でかっぱらったvintar BCを主兵装に、5.56弾、亜音速弾それぞれ600発、メディキット30個、抗放射線薬30個、包帯20個、レーション5個をもってred forrestに臨んだ。

結果としてこれらの準備はやりすぎだったが、抗放射線薬は途中で少しひやっとした。
予想以上に放射能による汚染地域が多く、被爆した箇所が多かった。特にred forrestは何も考えずに突っ込むと致命傷を負う危険性がある。
crystalがあればだいぶ違うんだろうが、不幸にも持っていなかったのでそのまま突入した。


S.T.A.L.K.E.R. x10

個人的なプレイスタイルとして、亀のようにのろのろとクリアリングしていく癖がある。
そのためか、思ったほど弾薬とアイテムを消費せずに内部に潜入することができた。

内部にはブラッドサッカーのみで敵兵がいないことは知っていたのだが、どこにいるのが分からないということと雰囲気にのまれて、ここでものろのろとクリアリングしていった。
にも関わらず、サッカーが現れた時に驚いてしまう自分はどれだけチキンハートなんだろうか。

さくっとpsi emissionを止め、いつものように倒れてムービーが入る。
さて、ここからが「本番」である。
主人公が起き上がり操作できるようになると、いきなり耳元で声が響く。心臓に悪いから正直やめてほしい。
もと来た道を戻ると、重武装のmonolith兵が行く手をふさいでいる。
やつらの攻撃は異常に強く、ぼさっと突っ立っていたら3秒持たずにやられるだろう。
しかも奴らはほとんど外骨格装備で、確実にヘッドショットを狙わないとメディキットを消費する羽目になってしまう。自分は被弾覚悟で少しだけ長く姿を晒し、敵の弾をくらいながら相手が立ち止まった瞬間に銃弾を打ち込んで倒していった。

メディキットは5個消費したかどうか位であるが、こういった戦法が通用するのは、近距離の攻撃では冗談ではなく1秒経たずにキルされてしまうが、相手の遠距離攻撃は意外に精度が悪いからである。
monolith兵m9(^Д^)と思うが、まあ相手は動きながら撃っているからリアルと言えばリアルかもしれない。

ロード地点に着くまでは、入った時のおよそ3倍の時間がかかった。ちょうど一時間くらいだったと思う。
マップの白点が恐るべきことになっていたが、数える気にはならなかった。しかし、精神的な疲労はほとんどなかったと言っていい。始終脳汁が出まくっていたような気がする。
ただ、肉体的な疲労はあったようで、立った時に足腰が痛かった。

stalker_06.JPG











S.T.A.L.K.E.R. 兵どもが夢の跡


外に出ると、psiの放射が止まったため、dutyやfreedom、lonerやらmillitaryが覇権を争って戦いを繰り広げていた。それほどまでに原発に行きたかったのか、物言わなくなった多数の死体から彼らの妄執を感じる。

こういった状況を見て、正直素晴らしいと思った。

stalkerの凄いところは、こういったシナリオの変化にNPC達が動的に反応することである。
シナリオは与えるが、(プレイヤーも含めた)演じる役者たちに自由に行動していいよ、ということだ。
もっとわかりやすく言うと、ここの場所を新たにアンロックするから、占領するなり、戦いあうなり好きにやってね、と製作者は言っているのである。
このため、いろいろな状況が生まれることになる。力関係が均衡ではないため、落ち着く状況が似たようなことになるが、プレイヤーの行った行動(もしくは何も行動しなかったこと)によって、さらに異なった環境を作り出すことができる。
AIとプレイヤーが織りなす世界は、確かに私たち一人一人だけのものになるだろう。

世界が狭いということはあるだろうが、このシステムはoblivion以上かもしれんね。