すなざりあ。

砂葛篭・おざなりあ統合版

G90,RV600

2900Proの仕様が、256bitから512bitになったそうだ。

Ati-AMD系にとんと詳しくないので、XTが上なのかXTXなのかProなのかよくわからない。
推測するに256bitの予定だったのだから、XT>Proの順なんだろう。

2900xt
core:740
mem.:1100
シェーダ:320
bus:256*2

2900Pro
core:600
mem.:800
シェーダ:320
bus:256*2

8800GTX
core:575
mem.:900
sp:128
bus:384

geforce系のシェーダとatiのシェーダを馬鹿正直に比較することはできないが、core,mem.,busを見れば両者ともにあまり遜色がなく感じるのは僕だけだろうか。
単にバス幅だけなら大きくradeonが上回っている(リングバスとかいわれる奴だが)。

しかし、2900xtが失敗し、8800GTX,GTSが大いに活躍しているのは事実であるわけで、スペックはあてにならないんだなあとしみじみ思う。
ドライバがタコであるとか、10世代に最適化されていると色々言われているけれど、現時点冷静な判断を下すのであれば8800系で決まりだろう。
radeon系にするのであれば、ドライバが成熟してスコアが出るまで静観しても遅くはないと思う。

tom's hardwareか、野良サイトのベンチがでるまでは、であるな。


僕はラデ厨でなければゲフォ厨でもない。
良いものでCPが良ければ買うし、スペックが良くても高かったり、スコアが出ないものは買わない。

ただ、今のビデオカード事情を考えると、Atiには非常に頑張ってほしいと思っている。
あまりにも強気のnvidiaの価格設定を見ると、ある種の傲慢さを感じずにはいられない。
それともハイエンド品はあそこまでの価格にしないと、作れないものなのだろうか?

Atiに望むのは、ハイエンド品ではなくアッパーミドルの手の出しやすい製品である。それもとびきり性能のいい品物だ。
GTXを超えなくていい。次世代のRV670で達成してくれてもいい。
寡占市場ではなく、ミドル層を根こそぎ奪うようなCPを持った良品を、と思う。
それでnvidiaも価格を下げてきたら、自作版の議論も活気づくのではないだろうか。
そんな期待を2900Proにしてしまうのである。

裏切られそうだけどな。


明らかに性能差と価格差が出た現在の状況は、正直とても面白くない。